<チリ地震>Jアラートで誤報 解除後に再び発令(毎日新聞)

 南米チリで発生した津波で、人工衛星経由で市町村の防災無線に警報や注意報を自動通知する「全国瞬時警報システム(Jアラート)」の一部に不具合が発生していたことが2日、総務省消防庁の調べで分かった。注意報が解除された地域に、誤って注意報の発令を流していたケースが確認された。同庁はシステムを導入している281市町村で、同様の不具合がなかったか調査に乗り出す。

 同庁によると、1日午前8時40分に津波注意報が解除された神奈川県茅ケ崎市で、同時刻に防災行政無線が「津波注意報が発表されました」と放送。市は15分後に誤報と訂正する放送を流した。システムの不具合が原因の可能性もあるという。

 また一部地域では大津波警報から津波警報に切り替わった際、防災行政無線から津波警報が改めて放送され、住民が混乱するケースがあった。Jアラートは気象庁から警報や注意報が発令されるごとに自動的に放送するため、警報への格下げでも放送が流れた。同庁は格下げの場合に放送が流れないシステムの導入などを検討する方針。【石川貴教】

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